12月4日に放送されたたけしの家庭の医学。

今回の放送では大豆が脂肪肝を防止すると放送されていました。

大豆が脂肪肝を防止するとは本当なのでしょうか?



脂肪肝とは?

今回取り上げられた万病の元と言われている脂肪肝!

脂肪肝とは文字通り肝臓に脂肪がたまった状態を指す状態であり、この状態が進行すると肝臓がボコボコに変形し健康に害をもたらします。

さらに近年の研究では脂肪肝になった約20%の人が10年以内に糖尿病を発症するという報告もあがっています。

また、そのまま放置しておくと心筋梗塞や脳梗塞、男性は大腸がん、女性は乳がんなどの発症リスクが約2倍になるなどまさに万病の元となってしまいます。

現在、推定2000万人もの人が脂肪肝と言われており、他人ごとではない病気ですが、この脂肪肝の改善効果が期待できる食材が明らかになってきました。

大豆が脂肪肝を改善する?

脂肪肝の改善に期待されている食材とは大豆!

そもそも大豆とは枝豆の種子が成熟し乾燥したもので、豆腐や味噌、納豆、豆乳などの原料として使用されます。

そんな大豆に関する実験として、高脂肪食を与えたマウスと高脂肪食+大豆を与えマウスの肝臓を比較した所、大豆を与えたマウスの肝臓の脂肪量は70%も少ないという結果が得られました。

人に対しても同様の事が言える様で、大豆をよく食べる大豆農家の方達は肝臓の脂肪量は脂肪肝の基準値である5%以下とほとんどの方が肝臓に脂肪をため込んでいなかったそうです。

大豆農家の大豆料理とは?

肝臓の脂肪量が少ない大豆農家の人達はどの様な大豆料理を食べているのでしょうか?

まずは定番の煮物。

前日に見ずに浸し、元の状態に戻した大豆を煮豆などに使用していました。

また、煮豆だけでなく水と大豆をミキサーでペースト状にし、これを油揚げと豆腐が入ったみそ汁に入れ、呉汁と呼ばれる郷土料理としても食べているそうです。

呉汁は味噌+油揚げ+豆腐+大豆ペーストとまさに大豆尽くしの一品となっています。

呉汁を試食した番組スタッフはクリーミーなスープみたいですごく美味しいと評価しており、味も良いみたいです!

また、余った大豆の水煮をサラダに振りかける事で甘みが加わりドレッシングをほとんど使用しないサラダに変身するそうです。

まさに脂肪肝を防ぐ、大豆たっぷりの晩御飯となっていました。



農家の女子会で作った大豆料理とは?

この地区の大豆農家の奥さんたちで女子会が開かれており、様々な大豆料理を作っていました。

番組が放送されたときの女子会で作られていたのは赤飯の様な料理!

この料理は黒千石大豆という品種を使用した料理で、これをフライパンで煎って、煎った大豆と梅漬けと一緒に炊き上げる事で赤飯のような千石大豆ご飯が出来上がるそうです。

甘みがあり、塩っ気もある美味しいご飯に炊きあがります。

ご飯以外にも豆腐も手作りで作っていました。

作り方は以外と簡単で大豆と水をミキサーにかけペースト状にします。

ペースト状にした大豆をしっかりとこし、こしてできた豆乳をかき混ぜながらじっくりと煮て市販のにがりを投入します。

15分ほどで固め、手作りの豆腐が出来上がります。

できたての豆腐はまだ温かく、この状態の方が大豆の甘みがでて美味しく食べる事が出来るそうです。

大豆が脂肪肝を改善するのは何故?

脂肪肝を改善する食材として注目を浴びている大豆。

しかし、何故大豆が脂肪肝を改善するのでしょうか?

その理由は大豆に含まれているたんぱく質が肝臓から分泌される善玉ホルモンのFGF21という物質を増加させるからです。

FGF21という善玉ホルモンは肝臓の脂肪を減少させる事が明らかになってきているそうです。



どれだけの量を食べると良いの?

大豆が脂肪肝を改善する事は解りましたが一体どれくらい大豆を食べればFGF21が分泌されるのでしょうか?

実はこの点については現在研究中ではっきりとした量は解っていないそうなんです。

その為、肝臓の脂肪が少なかった方が食べている大豆の量を調べてみました。

一般の人は1年間で約9キロほど食べているのに対して、肝臓に脂肪がほとんど溜まっていなかった大豆農家の方は年間約54キロ!

平均すると1日150gとなっていまいた。

しかし、そもそもそこまでの量を食べる必要は無く、1日100gの大豆を食べると脂肪肝の予防を期待できるそうです。

そこで、大豆1日100gでどの程度、脂肪肝が改善するか検証が行われました。

大豆1日100gを1週間で脂肪肝が改善するのか?

まずは大豆100gがどの程度の量なのか、目安を見ていきましょう!

目安は以下の通りです。

・納豆1パックの大豆の量は25g
・豆腐1丁なら80g
・油揚げ1枚なら7g
・みそ汁1杯分の味噌は5g

となっています。

これらの大豆量を参考に1日に大豆量が100gになるように大豆を摂取していきます。

そして、晩酌やラーメンといった脂肪肝の元になるような物は控えます。

さらに検証中に豆腐屋さん直伝の簡単なおからサラダも登場し、1日100gの大豆摂取を目指しました。

ちなみにおからサラダの作り方はこちらです!

煮込んだ大豆をミキサーでペースト状にして布巾でこして豆乳とおからを作ります。

出来上がったおからにベーコン、キュウリ、タマネギを合わせてマスカルポーネチーズを加えます。

その後、塩・コショウで味付けすると、ポテトサラダ風のおからサラダの完成です。

ポテトサラダの様な味に仕上がっているそうです。

1日100gの大豆を食べ続け、1週間後、肝臓の脂肪を測定すると、検証前は脂肪肝の基準値である肝臓の脂肪量5%を大きく超える60%という値でしたがこの検証によりなんと5%以下と基準値を下回る結果になりました。

僅か1週間で脂肪の量が大きく減る結果となったのです。

脂肪肝の改善に大豆は効果的だとはっきりと解る結果となりました。