中日ドラゴンズで「サウスポー」自粛!高校野球では使用可能?それとも不可??過去の事例も紹介!

中日ドラゴンズの応援歌として使用されている「サウスポー」。

歌詞中に存在する「お前」という単語が不適切に当たると指摘があり、現在使用を自粛となっています。

とても残念ですよね。

さた、「サウスポー」ですが、実はプロ野球だけでなく、高校野球でも定番の応援歌です。

もしかして、今回の自粛により高校野球でも使用が出来なくなるのでしょうか?



高校野球で「サウスポー」が使用不可になる可能性は?

高校野球で「サウスポー」が仕様不可になる可能性はあるのでしょうか?

日本高等学校野球連盟が規定している日本学生野球憲章を調べてみたところ「試合・大会の運営」の項目に応援歌については触れられていませんでした。

第10条(試合・大会実施の基本原則)
部員は、本憲章の理念に合致したものであって、次の要件を満たす試合・大会に参加することができる。
① 全国大会にあっては、日本学生野球協会、全日本大学野球連盟または日本高等学校野球連盟が主催するもの
② 地域大会にあっては、関係する学生野球団体が主催するもの
③ 国際試合・大会にあっては、日本学生野球協会、全日本大学野球連盟または日本高等学校野球連盟が、その定めに従って承認したもの
④ 全日本大学野球連盟または日本高等学校野球連盟の定めに従って、当該加盟校の主催するもの
⑤ クラブチームの試合にあっては、当該加盟校の主催するもの
⑥ 複数の加盟校から選抜された選手で構成するチーム(ピックアップチーム)の試合にあっては、日本学生野球協会の定めるところにより承認を得たもの
⑦ 前6号以外の試合・大会にあっては、日本学生野球協会が本憲章の理念に合致するとして承認したもの
2 選手、指導者、審判員または学生野球団体の役員などの大会運営にかかわる者は、大会運営に関して報酬を受けてはならない。
3 学生野球団体は、主催する試合・大会において、学生野球団体の運営経費、試合・大会に必要な経費および参加学校における体育の普及と発展に必要な経費に充当するため入場料を徴収することができる。
4 日本学生野球協会は、試合・大会の運営に関する規則を定める。
第11条(試合・大会出場選手資格)
全日本大学野球連盟および日本高等学校野球連盟は、本憲章第2条に定める基本原理に照らして、主催する試合・大会に関する選手について、選手登録資格を定める。

また、その他の項目も調べてみたのですが、応援歌を規制するような規定は見られませんので高野連が「サウスポー」を使用禁止にする可能性はかなり低いように感じます。

そうなると今後の高校野球でも応援歌として「サウスポー」が使用できるように思ったのですが、実は過去には高校野球でも使用を自粛した応援歌が存在していました。



高校野球で使用自粛となった応援歌は?

過去に高校野球で使用を自粛した応援歌は沖縄県の定番応援ソングである「ハイサイおじさん」です。

そして使用禁止となった理由が、今回、サウスポーの自粛になった理由と全く同じであり、その歌詞にありました。

こちらにハイサイおじさんの歌詞を紹介してくれている動画があります。

方言の為に動画からは歌詞の意味が良く理解できませんが、ハイサイおじさんの歌詞には「三合瓶」「嫁が欲しい」さらには「はげ」といった高校野球にはふさわしくない意味を示す事がが多数出現しているんです。

この歌詞が高校野球にはそぐわないと指摘され、第92回沖縄県代表校野球部OB会は使用自粛を決めました。

ちなみにハイサイおじさんになぜこの様な歌詞が出てきているのかと言いますと、この曲は近くに住んでいたアルコール依存症のおじさんを見て作った曲だった為です。

ハイサイおじさんのモデルとなった人物は戦争によって心に深い傷を負い、その為、アルコール依存症になってしまいます。

しかし、そのような悲しい体験を元に作った歌ですが、曲調は非常にアップテンポで陽気な音楽となっています。

ハイサイおじさんには悲しい過去を笑い飛ばそうという願いが込められているようです。

さらに、この曲を作ったのは喜納昌吉という人物なのですが、ハイサイおじさんは彼が高校生の時に作詞作曲した歌なんです。

喜納昌吉さんが高校時代に作った曲が何年も経ち高校生の大会で応援歌として使用されているのにはなにか運命的なものを感じますよね。

さて、話は少し脱線しましたが、使用を自粛したハイサイおじさんですが実はこの年の甲子園ではチャンステーマとして使用されているんです。

その理由は、この年に沖縄県代表として甲子園に出場したのが興南高校だったのですが、この学校の吹奏楽部へ指導に行っていた尼崎高校の教師が学校に使用を掛け合った為です。

当時、ハイサイおじさんの騒動を耳にしていた尼崎高校の教師は「ハイサイおじさんは応援かとして欠かせない曲だ」と考え、興南高校へ使用を掛け合ったところ学校側からOKが出て、使用に至りました。

この事例から考えると応援歌の使用可能、もしくは不可は学校が決めているように感じます。

つまりサウスポーに関しても同様の事が言え、高野連は禁止しないが使用は学校の判断しだいとなるのではないでしょうか?

中日ドラゴンズの本拠地である愛知県の学校は使用しない可能性はあるのかもしれませんが、その他の地区の学校は普通に応援歌として使用しそうですよね。

おそらく今年の夏もサウスポーを使用する学校があると思いますよ。



サウスポーの使用についてまとめると

中日ドラゴンズの応援歌として使用されていたサウスポーが歌詞の不適切を理由に使用自粛となりました。

サウスポーは高校野球でも定番の応援歌である為、もしかしたらこちらでも自粛となるのではと思いましたが、高野連は特に応援歌について規制はしていないようですし、過去に自粛した応援過も学校の判断で使用されていました。

この事例からサウスポーの使用判断は学校しだいとなっていると思われますので、おそらく応援歌として使用する学校はあると思います。

今年の夏の甲子園でもサウスポーが応援歌として聞けるといいですね。