アンビリバボーで紹介!バーナード・マドフ事件とは?動機は?8月1日放送

8月1日に放送されたアンビリバボー。

今回の放送では、アメリカで実際に発生した史上最大級の詐欺事件、バーナード・マドフ事件が取り上げられています。

被害総額6兆円と呼ばれ、25年間にもわたって人々を騙していたバーナード・マドフ事件とは一体どの様なものなのでしょうか?

また、この事件を引き起こしたバーナード・マドフについても記載して行きたいと思います。



バーナード・マドフとはどんな人物?

■バーナード・マドフのプロフィール
氏名:バーナード・L・マドフ
生年月日:1938年4月29日
出身地:アメリカ ニューヨーク州

ニューヨークのクイーンズでユダヤ系アメリカ人の家庭で生まれ育ったバーナード・マドフ。

アメリカの実業家であった彼はNASDAQ(ナスダック)の創業メンバーで、NASDAQ会長というポストを務めるほど著名で聡明な人物です。

NASDAQ(ナスダック)は株や資産運用に詳しくない方でも一度は聞いたことがあるくらい有名な言葉ですよね。

1971年に開設されたNASDAQ(ナスダック)は世界で初めてコンピューターを使用した証券取引市場として大きな話題を呼び、手軽に株価を確認できる方法として画期的なシステムでした。

さらに彼は大学卒業後にマドフ証券という証券会社の創業しており、この会社の社長も務めています。

また、非常に性格も良い人物であり知的、聡明、慈悲深いという単語がピッタリ来る人柄でした。

バーナード・マドフは富や名声、全てを兼ね備えた人物だったんです。

ところが彼は個人的に運用していた「マドフ投資会」を通してアメリカ史上類を見ない詐欺事件を引き起こします。

バーナード・マドフ事件と呼ばれるこの事件の全貌を見て行きましょう!



バーナード・マドフ事件の全貌は?

バーナード・マドフ事件の仕組みは非常にシンプルであり、「ねずみ講」もしくは「ポンジ・スキーム」と呼ばれる手法です。

この方法は出資してもらった資金を運用し、利益を還元するという謳い文句で投資家を募集するのですが、実際には資金運用は行われていません。

では、どこから投資家への配当金を捻出するのかと言いますと、後から参加した別の投資家が出資したお金を配当金へと回しているんです。

この方法によってあたかも資産運用が行われているように投資家に思わせる方法がポンジ・スキームと呼ばれる手法ですが、この方法は実際に資金運用を行っていない為、利益が無く配当金と言う負債のみが積み重なっていく為にいずれ必ず破綻をきたします。

当時、マドフは「マドフ投資会」によって「10%を上回る高利回り」などの虚偽の内容をうたい、投資家たちを募っていたそうです。

これだけの高利回りと聞くと、どうしても「詐欺」という単語を思い浮かべてしまいますが、バーナード・マドフはNASDAQの建設の立役者と言う社会的に信用を得られる立場にあったために多くの人が「マドフ投資会」へと投資を行いました。

その中には有名なハリウッド俳優などもおり、スティーヴン・スピルバーグも被害にあった1人です。

さらには個人的な投資家だけではなく、金融機関をも騙しており、日本の住友生命保険、三井住友生命などの著名な会社も被害にあいました。

「マドフ」というネームバリューのお陰か、自分で投資を売り込まなくても数多くの新規投資が舞い込み、被害を受けた人物は数百人から数千人にまで及んだそうです。

この様な状態が25年間続いたわけですが、遂にこの事件が世間の明るみに出るときがきました。

そのきっかけとなったのはアメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻を起こしたリーマン・ショックです。

この経営破綻をきっかけに世界的な金融危機が発生し、投資家たちは保身に走り返金を申し出るのですが、マドフは投資資金の返還に応じることが出来なくなり、彼の詐欺事件は明るみになりました。

この時の被害総額は500億ドル(約5兆円)とも650億ドル(約6兆円)とも言われており、アメリカ史上類を見ない大規模詐欺事件として多くの人を震撼させたのでした。

2009年にマドフは詐欺を認め、逮捕されます。

その後、彼の100億円以上にも及ぶ資産はすべて没収され、詐欺・資金洗浄などの罪で150年の禁固の刑が言い渡されており、現在も服役中です。

この事件を受けて、彼の息子であるマーク・マドフは、48歳という若さで首をつり自殺。

被害者の多くも人生をメチャクチャにされ、全てを失ったと語る人もいたそうです。

バーナード・マドフの動機は?

NASDAQ(ナスダック)の会長であり、自身でマドフ証券という会社まで設立しており、絶対的な地位を築いていたマドフは何故この様な詐欺事件を引き起こしのでしょうか?

動機については強欲であった為と言う報道がほとんどですが、アンビリバボーでは獄中のマドフの音声が放送されており、詐欺を行った本当の理由が語られていました。

彼は金が全てと考えるウォール街の姿を見続けた結果、大きな影響を受け、詐欺に手を染める原因になったと語っていました。

また、当時もの凄いプレッシャーがあったようで、もっと早く捕まればよかったとも話していました。



バーナード・マドフ事件についてまとめると

今回はアメリカ史上類を見ない詐欺事件であるバーナード・マドフ事件について調べてみました。

社会的な地位があり、信頼も厚かったマドフが起こした事件であり、たくさんの人たちが被害にあっていました。

この事件が世間の明るみに出た当時、日本ではリーマン・ショックが大々的に取り上げられていた為、バーナード・マドフ事件を知る人は多くないのではないでしょうか?

バーナード・マドフ事件は金銭的な被害もそうですが、それに伴ない多くの人の人生を捻じ曲げてしまっています。

彼の息子もこの事件がきっかけで自殺に追い込まれていました・・・

そういった意味では間接的に被害にあった人物を含めれば相当数の被害者がいるという事ですよね。

今後はこの様な事件が起こらない事を願わずにはいられない放送となっていました。

キャッチ画像引用:https://www.tostv.jp/recommend/9.html