サウジ石油施設攻撃でガソリンの値段は上がる?日本への影響は?

9月16日に飛び込んできたサウジアラビアの石油施設への攻撃報道。

ドローンによる攻撃でサウジの国営石油会社サウジアラムコの石油施設2カ所が破壊され、石油生産量が半減しました。半減した生産量は全世界の生産量の5%に当たる量であったため、全世界に大きな影響を与えています。

この影響は日本も例外では無く、サウジアラビアから原油全輸入量の40%を調達している事からかなりの被害が予想されますが、専門家の話によると日本への影響は限定的であり、原油価格が少し上がる程度だそうです。

今回のサウジアラビアの石油施設攻撃で日本へはどの様な影響があるのか詳細に見ていきましょう。



サウジアラビアの石油施設攻撃とは?

引用:https://www.msn.com/ja-jp/news/world/

まずは今回起こったサウジアラビアの石油施設攻撃がどの様な騒動だったのが振り返っていきましょう!

事件が起こったのは14日!サウジアラ東部にある国営石油会社サウジアラムコの石油施設2か所が無人機によって攻撃を受け、同国の石油生産量が半減し世界の日量生産の5%に影響を与える事になりました。その結果、原油市場は高騰し前の週末からおよそ15%の値上がりとなっており国際経済にも大きな影響を及ぼしています。


また、問題はそれだけにおさまらず、今回の事件に関してアメリカとイランの間では非難合戦が勃発しました。

サウジ石油施設攻撃に対し犯行声明を出したのが、サウジアラビアの隣国であるイエメンの反政府武装組織「フーシ派」でした。

「神の名のもとに10機のドローンが攻撃を下した」と語りサウジ石油施設を攻撃したのですが、このフーシ派を支援しているのがイランだと言われていることからアメリカ大統領・トランプ氏はツイッターで「われわれは誰が攻撃したのか知っている」「確認次第で臨戦態勢に入る準備がある」と投稿したのです。

しかし、この投稿に対しイラン外務省のムサビ報道官は「的外れ」だと非難し一切の関与を否定!さらにはイラン革命防衛隊の幹部は「イラン周辺のアメリカ施設は我々の攻撃射程範囲内」だと発言していると報道されており、両国間は一触即発の事態へと発展しています。



サウジアラビアの石油施設攻撃による日本への影響は?

今回のサウジアラビア石油施設の攻撃は我々日本にどの様な影響を及ぼすのか見ていきましょう!

現在、原油の価格が高騰している為、日本にも何らかの影響があると思われたのですが、直近の影響はかなり低いと専門家が話しています。

日本は原油輸入で国別最多の約4割をサウジに依存している。日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究理事の保坂修司氏は「今回の日本への影響は限定的で、あっても原油価格が少し上がる程度。ただ、今後さらに同様の攻撃が続くと、海外からの投資の撤退など影響が広がる可能性はある」と指摘。

今回の騒動に対してIEA(国際エネルギー機関)は「十分な量を備蓄している」と公表しており、当面の原油供給には問題ないという見解を示しているんです。さらにはサウジアラビアは16日までには生産を正常状態に戻すと述べていることからも今回の攻撃による日本への影響が少ないだろうと考えられています。


問題は今回の様な攻撃が続き、完全復旧が長期化した場合です。

原油の価格と物価には密接な関係があります。例えばティッシュペーパーは生産時に重油を燃やし乾燥させ作っているので必然的に値上がりの対象となるでしょう。さらには原油の高騰によるガソリン代の値上げは輸送代金に直接影響するため、様々な物価に影響を与えることは間違いないです。

日本は10月より消費税が10%に引き上げられますので、増税と物価の上昇が重なってしまわない事を祈るばかりですね。

ガソリンの価格はどうなる?

さて、今回の騒動に関して最も気になるのはガソリン代の値上がりでしょう。


先程もお話したとおり、現在原油の備蓄は十分だどいう事から直近のガソリン代への影響は軽微となる事が考えられます。その為、安い時期に急いでガソリンを入れに行く必要はなさそうです。

問題なのは今回の騒動が長期化した場合ですよね。今後、この騒動が長期化すると時期的には年末年始にかかり、帰省ラッシュの時期となります。この時期は沢山の人が移動を行いますので、ガソリン代の値上がりはかなりの影響となりそうです。また、年末年始に海外旅行へと向かう人も燃油サーチャージ制度によって旅費への影響も現れると考えられます。

ガソリン代という観点から考えてもやはり今回の騒動が長期化しないことを期待したいですね。



サウジアラビアでの石油施設攻撃をまとめると

今回は14日に起こったサウジアラビアの石油施設攻撃について見てきました。

サウジアラビアの石油施設がドローンによって攻撃を受けたため、現在同国の石油生産量が半減する事態へと発展し経済へ大きな影響を及ぼしています。さらにはアメリカとイランの間では緊張状態が続いていおり、一触即発の事態になってしまっています。


今回の石油施設攻撃は様々な面で影響を及ぼしていますね。

我々日本へは直近の影響は少なそうですが、事態が長期すると物価やガソリン代の値上げが起こり、家計を圧迫する可能性が出てきます。サウジアラビアに発表によると石油生産量は直ぐに通常状態へと復旧するとのことですが、とにかく今回の問題が長引かないことを祈るばかりですね。

キャッチ画像引用:https://www.cnn.co.jp/world/35142690.html