【ラグビーW杯】オールブラックス サベアのゴーグルのメーカーは?

現在日本で開催中のラグビーワールドカップ2019。各予選プールが順調に消化するなか、ニュージランド代表チーム・オールブラックスに所属するサベア選手に注目が集まっています。


10月2日に行われたカナダとの試合でラグビーワールドカップ史上初となるゴーグルを着用して試合に望んだんです。

彼が今回、ゴーグルを着用し試合に出場した理由は左目の視力低下によるものでした。今大会でサベア選手が使用したゴーグルや彼の視力低下について見ていきましょう。



サベア選手の経歴は?

引用:https://jp.allblacks.com/playerprofiles/ardie-savea/

まずはサベア選手の経歴について見ていきましょう!

■サベア選手のプロフィール
氏名:アーディ・サベア
生年月日:1993年10月14日
身長:188 cm
体重:95 kg
ポジション : フランカー、ナンバー8
兄弟 : Julian Savea(兄)

現在、ニュージランド代表チーム・オールブラックスの一員として活躍しているアーディ・サベア選手。バックローと呼ばれるポジションエリアを担当しています。

引用:http://www.kyushu-rugbyjuku.jp/exam/rule/position.html

写真からも分かるようにバックローとはフォワードの最後尾に位置するポジションエリアであり、このエリアはフランカーとナンバーエイトと呼ばれるポジションで構成されています。

フランカーはバックローの左右を担当するポジションで、あらゆる攻撃に参加し味方のサポートを行う他、ディフェンズ時にはタックルマンとしても活躍します。

フランカーに対し、ナンバーエイトはバックローの中央を担当するポジションです。ナンバーエイトはフォワード陣の中で最も最後尾に位置するポジションであり、フォワードのリーダーを務めます。より自由にフィールドを駆け回り、さらには的確な判断力も求められるため身体能力だけでなく頭脳も必要なポジションとなっています。


サベア選手はフランカー、もしくはナンバーエイトのポジションを担当し、攻撃の要と言える選手です。高いパフォーマンスが可能であり、特にタックルに負けずボールを駆使する技術はピカイチであり右に出る者はいないと評価されるほど高い技術を持っています。

また、守備でも一流であり2016年次のスーパーラグビータックルランキングでは205本のタックルを決め、ランキング1位を獲得しています。

サベア選手は2016年にスコットランドとのテストマッチで代表デビューし、現在でもオールブラックスの一員として攻守に活躍する超一流の選手なんです。


ちなみに彼のお兄さんであるジュリアン・サベア選手も過去にオールブラックスの選手としてプレーしていました。また、服が好きで独自ブランドも立ち上げているそうですよ。スポーツだけでなくビジネスマンとしても優秀なようですね。

さすが、世界最高峰のプレイヤーが揃うオールブラックスで攻撃の司令塔・ナンバーエイトを務める人物ですね。



サベア選手のゴーグル姿が話題に!スーパーヒーロー?

サベア選手がゴーグルを使用し試合に出場したのは10月2日に行われたカナダ戦であり、ラグビーワールドカップ史上初の出来事として注目を集めています。彼がゴーグルを着用した理由は先程お話したとおり、左目の視力低下によるものです。


さて、このゴーグル姿ですがラグビー史上初となった為、オールブラックスの黒のジャージに黒のバンドのゴーグルはとても珍しい出で立ちとなりました。そんな姿にたくさんの人が反応しており、彼の事を「彼はスーパーヒーローのようだ」「ゾロみたい」「バットマンリターンズ!」と形容し大きな反響となっていました。

ラグビー界にとってはそれほど大きな出来事となったんですね。今回の反響によって目を保護するゴーグルが一般的な物になればサベア選手のように視力障害を引き起こす選手が減少してくれることでしょう!

ちなみに現地で観戦していた人の中には密集プレーの後、邪魔くさそうに投げ捨てていたがその後着け直している姿を見て「結局着けるのか!」とツッコんでしまったとコメントがあがっていました。笑

ゴーグルについて「後は慣れるだけ」と語っていたサベア選手ですが、カナダ戦ではまだ違和感があったようですね。笑

サベア選手の視力低下の理由は?

サベア選手のゴーグル着用は左目の視力低下が原因です。彼のコメントによると2、3年前から視野がボケることに気づき、代表ドクターからゴーグルを紹介されたそうです。頭部に大きな衝撃を伴うラグビーは、そのショックが原因で外傷性視神経症を発症し、視力低下に繋がる可能性があるそうなんです。

外傷性視神経症とは頭部、特に眉毛の外側に近い部位を強打することで片足の視神経が傷つき、視力や視野障害を起こす現象です。

引用:https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/optic_neuropathy/

実は日本の柔道代表選手の中にもこの症状に悩まされた選手がいました。


柔道男子73キロ級の橋本壮市選手は2018年9月に行われた柔道世界選手権の準決勝中に畳に頭部を強く強打しました。この試合に勝つことは出来たのですが、彼の右目にはすぐに異常が出現し、ほぼ見えない状態で決勝へと望むこととなったのです。

その結果、決勝戦は韓国の安昌林(アンチャンニム)選手に1本負けとなります。

帰国後すぐに病院へと向かった橋本壮市選手は外傷性私神経症と診断され、右目の視力は1.5から0.1まで下がってしまい、回復は見込めない状態でした。左右の視力が極端に異なるため、距離感がずれなどに悩まされその後の試合は欠場することとなりましたが、現在は復帰し東京オリンピック代表を目指し活躍中です。


ボクシングなどの強い衝撃を伴うスポーツを行っている人の視力障害はよく聞く話であり、その後の生活にまで支障をきたすと考えられます。

スポーツ選手だけでなく生きている人間にとって視力はとても大事な感覚の1つとなっていますので、今回のサベア選手の話題によって今後ラグビーでの目の保護がメジャーとなっていくと良いですよね!

サベア選手が使用したゴーグルのブランドは?

では、最後の今回サベア選手が使用したゴーグルのブランドについて見ていきましょう。


彼が使用したゴーグルはイタリアのRaleri社という会社によって開発されました。

2013年までラグビーでは試合中のゴーグル装着は禁止されていたそうなのですが、2014年にワールドラグビーがこの会社に開発を依頼したことによって制作が行われています。現在まで、このRaleri社が開発したゴーグルが唯一ラグビーのすべての試合で使用可能な商品となっており、一般の方でも購入可能です。

本体価格は税込みで18,480円となっており高価な品物ですが視力は価格と引き換えに出来ないほど重要なものなので、現在ラグビーをプレーしている方は購入を検討してみてはいかがでしょうか?
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サベア選手のゴーグルについてまとめると

今回はオールブラックスのサベア選手が使用したゴーグルについて見てきました。

左目の視力低下を理由にラグビーワールドカップ史上初となるゴーグル着用での試合を行ったサベア選手。世界に発信する試合で目の保護を考え、ゴーグルを着用した事はラグビープレイヤーに大きな衝撃を与えたのではないでしょうか?

今回のサベア選手の話題によって視力障害に悩まされるラグビープレイヤーが減少することが期待できそうです。今回の試合はラグビー界に新しい概念を切り開いた試合と言えそうですね。

キャッチ画像引用:https://the-ans.jp/rugby-world-cup/86396/